こんにちは、カメライクブログの明です。
2022年に予約して宿泊し写真を撮影した「神戸ポートピアホテル」の記事のvol.3です。
前回のvol.1ではホテルのお部屋や、お部屋から見える眺望、
vol.2ではホテルのロビーや朝食バイキングについて取り上げましたが、
今回は前回に引き続きホテルのお部屋から撮影した夜景や周辺の夜景の写真、そして撮影時気を付けたことなどを紹介してみたいと思います。
このブログが写真の撮り方のヒントになればうれしいです。
みんなでお出かけ思い出づくり、最高ですね!早速いってみよう。
今回カメラの設定を記載しているものもありますが、RAW現像時に露出など補正したものも含まれているので、参考程度にご覧ください。
部屋からの夜景
言うまでもないですが、三宮方面が見える23階のお部屋からの夜景は絶景です。
左下から右上にかけてポートライナーや大通りの道路が抜けていき、神戸大橋が綺麗にライトアップされ、海を挟んで対岸まで綺麗に見える。山手のライトアップまで見えます。
ゆっくりぼーっと見ていてもしばらく飽きませんので写真を撮ることを忘れそうになりつつも、おっと今回は夜景を撮りに来たんだと思いなおし、カメラを三脚にセット、レリーズをカメラにセット、冷蔵庫から缶チューハイを出してテーブルにセット、そしてカメラ設定していざ撮影します。
カメラ設定は、全体にピントを合わせたかったのでF値は14、ISO感度は最小の100、そして今回は三脚とレリーズがあるので長時間露光可能で120秒という形でバルブ撮影しました。
基本的に夜景は逃げていくこともないので、いい具合にカメラ設定を触りながら撮れるのが魅力です。
レリーズがあれば押している間だけ時間を延ばしてくれるので、ゆっくりぼちぼち撮影できました。
細かいカメラ設定は機種によっても変わりますが、長時間露光するときには
- 長時間露光用のノイズ低減設定をしておく
- レンズの手ブレ補正機能をOFFにしておく
が良いと思います。
神戸大橋をアップにして左側に置き、撮影しました。ワンポイントあると夜景の雰囲気が出る気がします。
神戸大橋をアップにして中心に置き撮影しました。中心だと表現的にストレートな感じがします。
ここまででお部屋からの夜景をアップの写真も含めて分割しながら、左から右に流していくイメージで見ていただきました。
上の写真は、RAW現像時にオートでそのままJPGに直していますが、自分の好みに合わせていろんな現像をすることもできます。
夜景の雰囲気を現像時に変えてみる
私が使っているカメラはCANONなので「Digital Photo Professional 4」通称DPP4を使っていますが、現像時にホワイトバランス調整ができるので、そのプリセットのいくつかを試してみたいと思います。
これ、使ってみたら楽しくて止まらなくなります。
まずはWB調整「白色電球」から。これは綺麗に青みがかって都会的な雰囲気になりました。
しっかり作りこんだよ、というのが伝わってくる色味です。多分夜景が現実こんな色に見えるのはほとんどないと思うんだけど、かっこよくて私は一番好きかも。
続いてWB調整「太陽光」。赤みが強くなって夜景写真にすると少し哀愁が感じられる雰囲気になりますね。
続いてWB調整「日陰」。WB調整太陽光よりさらに赤みが強くなって、思い出深い昔撮った写真みたいな雰囲気になります。夜景に黄色やオレンジ系のライトが多いと、白色電球よりも統一感がとれそうです。
続いてWB調整「白色蛍光灯」。オートが一番肉眼で見るのに近いですが、その良さを強調した写真になって好きです。白色電球のように作った美しさというよりも、そのものの美しさを引き立てている感じがします。
さて、ホワイトバランス調整をして現像した写真を自分の主観で語ってみました。もちろん被写体によって映り具合や雰囲気は変わると思いますが、RAWで撮影することでいろんな雰囲気を出せて二度おいしいです。
そしてオートだと光にばらつきがあるのが、ぎゅっと統一される感じもありますので引き締まった写真を作れそう。
ぜひ夜景撮影時は試してみてください。
翌日の夜明けから30分後くらいにカメラ準備して撮影した写真です。朝方の雰囲気はほんとに人を幸せにしますね。
夕方から夜にかけてのタイムラプス撮影
ホテルの部屋でDJI OM5と手持ちのiPhone12ProMAXを使ってタイムラプス撮影も同時にしました。
暗くなる前に部屋を出られなかったので、私たちがバタバタ動いている姿がタイムラプスに写りこんでいるのと少しぐらついているのが残念ではありますが、意外と綺麗に撮れるもんなんだなぁと少し感動しました。
周辺で撮影した夜の写真
神戸ポートピアホテルがあるポートアイランドではないのですが、夕食を食べに行ったハーバーランド・モザイク周辺で撮影した夜の写真です。
食べるところをじっくり探してもよかったんですが、最近びっくりドンキー行ってないなぁということになって、、、
窓際の席に案内され座ってみるとなんと豪華絢爛な船が停泊しているではないですか!
「神戸船の旅 コンチェルト」という遊覧船で、この辺りを1日に何度か周遊している船だそうです。
今度乗ってみたいなぁ。ご飯食べてたらいつの間にかいなくなってました。
撮影時に考えていたことが2つあって、1つ目はガラスの写り込み、2つ目はカメラを固定して撮影したい、です。
ガラスの映り込みについては、店内の色味と船の色味がそれほど反するものではなかったので、残していてもそれほど気にならない、あるいは残していたほうが雰囲気が出る気もしました。
三脚はなかったですが、テーブルはあるのですこしメニューの本をお借りしてカメラをテーブルに置くより角度が付くようにして撮影しました。それでISO100、シャッタースピード3.2秒を実現して明るさオーバー気味に撮影しています。
街灯が綺麗だったので、船をバックに撮りたいと思ったのですが、この写真だといまいち街灯の綺麗さが出ない、というかもう少しフォーカスしないと何を撮影しているかよくわからない気がしたので、少しトリミングしてみたのが次の写真です。
前の写真と比較して、こちらのほうが主題が明確できれいに見えるので満足しています。
続いて、夜の定番? 観覧車。
最近いろいろ工夫されたライトアップがされている観覧車が多いです。どノーマルなライトアップの観覧車も綺麗ですが、三脚立てて長時間露光すると面白い写真が撮れるかなと思って挑戦してきました。
シャッタースピード5秒。どんな模様になるかわからないワクワク感が止まらないです。1日中見てたらライトアップのパターン見極められるようになるんだろうか。
できるだけ長時間露光で秒数稼いで撮影するためにF値を絞って光が入らないようにしています。三脚を立てているのでISOは最小。レリーズを使ってバルブ撮影しました。
こちらはシャッタースピード15秒。
こちらはシャッタースピード22秒。
最後のは19秒。これが一番ライトアップのパターンが激しい時に撮ったので一番明るく写っています。
もっと粘ればもっといろんなカラーの観覧車を撮影できたかも。
いかがだったでしょうか。
夜景はその場所に行かないと撮影できないこともあり、それほど撮影するチャンスがないとか、風が強くて寒いとかいろいろありますが、少し旅行に行く際に夜景が綺麗なホテルを探すことでゆっくり時間をかけて撮影することも可能だと思います。ぜひ試してみてください。
いつか夜景を撮影する際に気を付けることもまとめてみたいと思っています。
最後まで見てくださって本当にありがとうございました。
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