(初心者向け)失敗したくない!初めて一眼レフカメラを買う前に、もう一度確認したほうがいいこと

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こんにちは、カメライクブログの明です。
この記事は一眼レフカメラを初めて買おうと考えている方に、「初めて一眼レフカメラを買う前に、もう一度確認したほうがいいこと」というテーマで、これからカメラマンになる方を後押しできればと思っています。

今回の記事では細かい技術的な話はせずに、買ってから後悔することがないように、事前に確認すべきことをできるだけ分かりやすく説明します。

では、早速やっていきましょう。

この記事はこんなことを解決したい方にお勧めです。

  • 初めてカメラを買う前に、押さえるべきことを確認したい
  • 大型量販店やインターネットでカメラを探してみたものの、種類が多いしどれを買ったらいいかわからない

一眼レフカメラとレンズを購入する前に必要な基礎知識や技術については別記事で執筆中です。
しばらくお待ちください。

目次

一眼レフで何を中心に撮りたいかをまとめる

一眼レフは専門性が高い

もちろん、カメラとレンズが一つずつあれば大概のものは何でも撮影できますが、撮りたいものによってはそれ相応のものを追加で選択しなければいけないことや、最初に購入するカメラやレンズ選択をしっかりしなければならないことがあります。

基本的に初めてカメラを購入するなら、たいていの場合はキットレンズといって、カメラ本体と標準ズームレンズという汎用的な純正レンズのセットで広く何でもこなせる状態を作るのが、カメラを学ぶ上でとても良いと思います。

ただ、自分が撮影したいものはそのレンズだけで事足りるのか、それとも別のレンズも追加で必要か検討すると良いです。

例えば、
一眼レフカメラで撮った写真のボケ味に魅せられているなら単焦点レンズのほうが、遠くのものを撮影したいなら望遠レンズのほうが、標準ズームレンズよりもはるかに思い通りの写真が撮れます。

人それぞれではありますが、私の周りには、最初は標準ズームレンズを買ったという人と、標準ズームレンズ+単焦点レンズを買ったという人が比較的多い印象です。やっぱりボケ味に魅せられてカメラを始める人が結構いますね。

キットレンズは購入しなくてもよいか?

先ほども少し触れましたが、前提としてキットレンズとして付いてくる標準ズームレンズは、どんなものでも全般的に美しく撮影できるレンズなので、持っていて損はないものです。
そして初めて標準ズームレンズで撮影するとやっぱり美しさには感動します。

でもやりたいことが決まっているような場合では、標準ズームレンズは買わずに望遠レンズや単焦点レンズや広角レンズのみを買って楽しむ人もいるので、この辺りは予算を含めて考えるのがいいですね。

例えば、自分はボケ味を生かしたモノ撮り専門だ、というように特定の好きな分野に最初から特化したいなら標準ズームレンズはあえて買わず、単焦点レンズのみを買うという選択肢もありかも。でも単焦点レンズは、ズーム機能が一切ついていないので、お出かけして写真を撮ろうとすると結構困るシーンもあります。

また、自分は遠くにあるものを撮影したいとか鳥を撮影したい、という分野なら標準ズームレンズでは被写体が小さな「点」にしかならないものもあります。そういう場合は標準ズームレンズではなく、望遠ズームレンズを買わないと目的を達成できません。キットレンズとして望遠ズームレンズが付けられるセットもあるのでチェックしてみるといいと思います。

もちろん、本気で鳥を撮影したいとなると、バズーカみたいな高級なレンズを買う必要があるかもしれません。そうなるとそのレンズを付けるカメラもそれなりに高いものでないといけなくて・・・つまり最初から上位モデルのカメラやレンズを調達しなければうまく撮影できない種類のものもあるということですね。

また少し別の観点からですが、状況次第では純正のキットレンズを買わずに違うメーカーのレンズにする方もいますが、これは最初からするのではなく、2台目以降のときにやってみるといいかもしれません。こだわりがなければ純正でそろえて、そのメーカー純正の写真のクオリティを確認してみるとその後のレンズと比較対象しやすいと思います。

逆に予算が十分にあるという方は、キットレンズとして付いてくる標準ズームレンズではなく、純正でランクが上のズームレンズを購入するのも一つの選択肢です。
どんなレンズをマウントするとどんな写真が撮影できるのか、レンズによって特性や美しさが違いますのでこういうことを探求するのも楽しみの一つになりそうですね。

●まとめ
一眼レフでどんなものを、またどんなシーンを中心に撮影したいのかしっかりとまとめてから目的を達成できるものを買おう。
特定の用途やこだわりがない場合、最初はキットレンズとして付いてくる標準ズームレンズがどんなシーンでも使えるし、写真を広く学ぶのに良い!

できれば新品を買う

初めて一眼レフカメラを購入する人にしてほしくないことは、「オークション等で無保証の中古カメラ本体を買うこと」です。

最初は新品を買った方が良いというのが私の意見です。

というのは、保証があるかないかだけではなく、初めてカメラを触る場合、自分の腕でうまく写真が撮れないのか、カメラがうまく動作していなくて写真が撮れないのか見極めるのが大変だからです。心配性の人は特にやめたほうがいいです。

新品では手が届かない高級なカメラが中古で安く美品で売られているのは確かにお買い得ですが、2台目以降を買うときにしたほうがいいんだろうなと私は思っています。

ただ、周りに信頼できる店員の方やカメラの先輩がおられる場合には、何かあればその方に頼ることを前提として中古のカメラを買っても良いかもしれません。

●まとめ
保証や購入時点の故障や不具合を減らすため、できれば新品を買おう。

一眼レフカメラの先輩と同じメーカーにする

ネットで口コミを見て完結するのが悪いわけではありませんが、身近に相談相手がいるというのは一番の強みです。こっそり購入して驚かせるのではなく、購入前に一度はその人に相談して一緒に考えてもらいましょう。一緒に写真を撮りに行ったり、教えてもらうことを前提にすれば上達も早いです。

教えてもらう場合にカメラのメーカーが異なると微妙に操作方法が違ったり、機能の呼び方が違って混乱することもあるので、そういう場合には同じメーカーのものから選択するのが良いと思います。

もちろん、自分が欲しいメーカーのカメラがあるなら先輩に合わせる必要はありません。

●まとめ
早く上達するためには、身近にいる一眼レフカメラの先輩と同じメーカーにするのもよし。

3大メーカーのどれかにする(CANON・NIKON・SONY)

使用しているユーザーが多く、情報やオプションがたくさんあるCANON・SONY・NIKONに絞って検討すると良いとも言えます。2022年デジカメの世界シェアではこれらが3台メーカーとなっていて、CANONは40%越えで圧倒的です。

もちろん、この3つのメーカー以外がダメというわけではなく、あくまで初心者が頼れる情報が多いほうが有利という観点です。

●まとめ
ユーザーが多いCANON・SONY・NIKONのどれかにすると、情報量が多くて無難。

重さを考慮する

購入時に機能や性能ばかりを見ていると、重さは盲点になりがちですが意外と大事です。
いざ自分が理想のフルサイズ一眼レフカメラとちょっと重めのレンズを購入すると、結局出かけるときに「今日はカメラもっていかなくていいか・・・」となった人を結構知っています。

これは初心者には結構致命的で、毎日いつでもカメラをもって出かけられるのが上達の早道なのに重量感だけでそれを邪魔してしまうことになります。

バズーカみたいな特大レンズが性能が良いからって、散歩するときに持ちたいとは思わないですよね。
私も普段フルサイズ一眼のカメラを使っていますが、さすがに登山の時はちょっとだけミラーレス一眼を持っている人とすれちがうときにうらやましく感じます。下山したら右手が痺れてますね。

重いものを持ち出すのにためらってしまうかもしれないという人は、ミラーレス一眼にするか、フルサイズセンサーを搭載した一眼レフカメラではなくAPS-C(エーピーエスシー)センサーを搭載した一回り小さめの一眼レフカメラにし、レンズも重量感のないコンパクトなものを選ぶようにすると良いです。

●まとめ
気軽に持ち運べる重さを選ぶと、出かけるときにカメラを持っていくのが面倒でなくなる。これが意外にも上達の早道に直結する。

カメラ雑誌のプロの意見を「良い意味で」参考にする

カメラ雑誌を読んでみるとカメラの機種それぞれに対するプロの意見が出ているものが結構あります。こういうのはメーカー純正の意見ではないので参考になりますが、意外と酷評もあります

いろいろ調べてこの一眼レフカメラにしようと思ったけど、自分が選択しようとしたカメラが酷評されていると、全然ダメダメな一眼レフカメラに見えてきてしまった・・・、ということも正直あります。そして、結論、自分の予算内では到底届かないような高価なモデルに自然と行きついてしまうことも多いです。

でも、最上級のカメラが買えないからといって、ここですべてのカメラを諦めるのはとてももったいないです。

考えてみると、世の中で販売されている安い価格帯の一眼レフカメラは欠陥があるのではなく、高価なカメラを何台も使いこなしてきた人たちから見ると、物足りないカメラなだけなんです。そして、プロは撮影が仕事なんだから新しくて高価なカメラを買うのはまた当たり前です。
そんな人と比べてはいけません。

比較的リーズナブルな一眼レフでも十分綺麗な写真が撮れることはぜひ覚えておいてください。
大事なのはそういう意見をすべて受け止めるより、自分なりに予算と相談したうえで調べて見つけたモデルをこだわりの一台と信じて買うことです。そういう意味でプロの意見は「良い意味で」参考にすればいいと思います。

まあ、自分が買おうとしているカメラやレンズが褒められていたりすると結構嬉しかったりするんですけどね。

●まとめ
立場の違うプロの意見を丸飲みにするのではなく、酷評は参考程度に受け取ろう。

自分の感性を大事にしてください

いろいろ言ってきてからの最後ですが、写真は基本の構図や撮影方法はありつつも、人によって綺麗と思うものも撮り方も違います。

なのでいろいろ調べてみて、相談して、迷って、最後に購入する前に、必ず自分の意志でこのカメラにしよう!と決めるのが大事かなと思います。

人に勧められて購入するのもいいですし、お気に入りのYoutuberやカメラメーカーの方が勧めるものを買うのももちろんいいですが、勧められたから買った、のではなく、最後は必ず自分で決めましょう。それがお気に入りの一台になるはずです。

隣の人がもっと高級なカメラやレンズを首から下げていても、そんなこと関係ありません。

●まとめ
最後は必ず、「自分で」決定しよう。
人に勧められたから買った、では自分の意志がなく思い入れのあるお気に入りの一台にはなりにくい。

今回のまとめ

いかがだったでしょうか?
一眼レフカメラを買ってから後悔しないように、そしてお気に入りの一台にするために再確認するとよいことを書いてみました。いろいろ調べながら迷っているときも楽しいですよね。

今回使用したカメラとレンズ

今回撮影に使用したカメラは、EOS 6D Mark II
今回撮影に使用したレンズは、SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Artです。

といっても一番最初の画像しか今回はなかったですね。気持ちを込めているとかなり文章が長い記事になってしまいました。
初めて一眼レフカメラを購入される方の参考になれば本当にうれしいです

今回もありがとうございました!

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