(GIMP)PCで縦撮り写真に余白を入れてインスタにアップする方法|Instagram

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こんにちは、カメライクブログの明です。

一眼レフカメラで撮影した縦撮り写真をインスタグラムにアップしようと思ったら上下が切れてしまった!

ということはないでしょうか?
実際に「インスタで、どうやって縦の写真をアップしてるんですか?」と聞かれたことがありました。

一眼レフカメラで撮影する縦撮りの写真は、設定にもよりますが横2:縦3(幅2:高さ3)の比率で撮影されるので、その比率ではインスタグラムにそのままアップすることができません。

無理やり正方形に直すと、自分が見せたいと思っている雰囲気が大きく崩れてしまいます。
じゃあどうすればいいか?

今回はそんなお悩みを解決するために、縦撮りの写真の左右に余白を追加することで、インスタグラムに切れずにアップできるサイズまで調整して縦撮り写真の見栄えを変えずにアップしてみたいと思います。

スマホアプリを使う方法もありますが、今回は普段PCを使っている方のために、GIMPという画像編集用の無料ソフトを使って実現する手順を説明していきます。
ちなみに今回はWindows11のPCを前提にやっていきます。

PCにGIMPのインストールからの手順をすべて解説していきたいと思いますので、PCに慣れておられない方も是非参考にしてみてください。

この記事はこんな疑問を解決したい方にお勧めです。

  • インスタグラムはどんな比率なら縦撮り写真をアップできる?
  • パソコンで縦撮り写真の左右に余白を付ける方法は?
  • GIMPで縦撮り写真にどうやって余白を付けるの?

では、早速見ていきましょう。

大まかな全体の流れがわからないと何をしているかわからなくなると思いますので、簡単に目次を確認して進んでみてください。

私もブログではアップしなかった作品も含め、インスタグラムでアップしていますので、ぜひご覧ください。

カメライクブログのインスタグラムアカウント akaru_camera.like.blog

目次

見切れないための余白の考え方

画像をインスタでアップロードできる比率4:5にする

インスタグラムではまったく縦長の写真をアップできないわけではなくて、横4:縦5の比率の写真まではアップできます
ですが、一眼レフカメラで撮影した写真は標準的に横2:縦3になっているのでそのままインスタグラムにアップロードしようとすると上下が切れた写真になってしまいます。

それで撮影した2:3の写真の左右に余白を付けてあげて、比率を4:5に調整してあげると撮影した雰囲気を崩さず、縦長の写真をアップロードすることができるということです。

余白を付けたい写真のサイズを確認しておく

これを実現するために縦長写真のサイズを確認しておく必要があります。
これからアップする写真は縦横それぞれ何ピクセル(px)でしょうか?
これをもとにあとで4:5の比率の画像を作ります。

写真サイズの確認方法

Windowsでの写真サイズの確認方法ですが、
まずその画像上で右クリック→「プロパティ」を選択します。
上部にある「詳細」タブを選択すると、縦と横のサイズがわかります。
操作をした下の画像でいくと、幅640px:高さ960pxでしっかり2:3の比率になっていますね。

ではこの2:3の画像のサイズとレイアウトを崩さず、4:5にするためにはどれくらい余白を追加すればいいでしょうか?
ここからは少しややこしくなるので、図を使いながら説明しますね。

ちょっとややこしそうにも感じるんですが、横640px縦960pxの画像の横幅を広げて4:5の比率にするのですから、完成した画像でも縦の長さは変わりません。
じゃあ、横の長さはどのように計算すればいいか?
次の計算で求められます。

横幅 = (縦の長さ ÷ 5) × 4

縦の長さが960pxの画像にあてはめなおしてみると、

960 ÷ 5 = 192  192 × 4 = 768   横幅 = 768px

となりますね。縦の長ささえわかれば、それを5で割って4をかければ横幅の長さが出るということです。

では、これで余白入りで768px:960pxの画像を作りさえすればインスタグラムにアップできるということがわかりました。
実際にGIMPを使ってそれを作っていきます。

GIMPのダウンロードとインストール

GIMPは簡単に言いますと、Photoshopのような画像編集ができる無料ソフト(無料アプリ)です。
だれでもインストールできます。

昔からある窓の杜のようなところからダウンロードしてもいいですし、インターネットで検索すればサイトが出てくると思います。一応私がダウンロードしたサイトのリンクを載せておきますね。

窓の杜 GIMP ダウンロード

ダウンロードしてからインストール手順を簡単に1枚の画像にしておきました。
手順はそれほどややこしくなく、言語選択を日本語にしてインストールすればほぼ勝手にインストールしてくれます。

GIMPダウンロードからインストールまで

インストールが終われば、GIMPを起動します。

GIMPで余白入り画像を作る方法

GIMPで画像を作るまでの手順

ここからは、GIMPで余白入り画像を作る方法を見ていきます。手順にしたがって簡単に作ることができます。

キャンバスサイズの設定

上の画像を見てください。
まず画面左上にあるファイルメニューから、「ファイル」→「新しい画像」を選択します。

「新しい画像を作成」の画面が出てくるので、そこで先ほど決めておいた横幅と高さを入れます。
今回は幅768px、高さ960pxとしました
下部の「OK」ボタンを押して確定すると、そのサイズのキャンバスが開きます。

できた白いキャンバス自体がすでに4:5の画像サイズになっているので、この上に2:3の画像を載せると余白の入った画像を作成できます。
続いて、2:3の画像の載せ方です。

同じく左上のファイルメニューの「ファイル」から「レイヤーとして開く」を選択し、開きたい画像を選択したうえで、右下の「開く」ボタンを押します。

あまりパソコンの複雑なところに入れていると探すのが大変なので、デスクトップなどの比較的わかりやすい位置に置いておくとよいかもしれません。

そうすると、自動的に中央に配置してくれるので、あとはこのままこれをjpgなど好きな画像形式に保存して完了です。
今回はjpgで画像を保存する手順を見ていきます。

画質を落とさずjpg画像にする手順

GIMPでは画像の書き出しを行うとPNGでエクスポートされるので、今回はjpg画像で書き出す手順にしたいと思います。

上の画像を見てください。
ファイルメニューから「ファイル」→「名前を付けてエクスポート」を選択します。

そうすると画像右側の大きめの画面が開くのですが、まず名前を適当に付けます。
ここでは「hana」としました。
最初は.pngとして保存することになっていますが、あとで切り替わりますので一旦気にしなくて大丈夫です。

保存先を決めた後、「ファイル形式の選択」を押して、リストの中から「JPEG画像」を探し、選択します
そして、エクスポートを押します。

そうすると下の画像のような「画像をJPEG形式でエクスポート」という画面が出てきます。

左側がBefore、右側がAfterとなりますが、
まずこのまま普通にエクスポートしてしまうと画質が少し落とされてしまうので、上部の「品質」を100にします。

そして、この画像をあらたに何か編集することはないので、
「Save Exif data」から「Save color profile」まではチェックを外してしまって構いません。

最後にエクスポートします。

余白をつけた花の写真

余白の付いた写真を作ることができました。
白背景だと余白が付いていることがわかりにくいかもしれませんがクリックしていただけるとわかると思います。
今年の冬に撮影した梅の花です。

今回のまとめ

いかがだったでしょうか?今回は「GIMP」というPCのアプリを使って余白付き画像を作る方法を紹介しました。
このように見るとスマホアプリでやったほうが便利にも思えるかもしれませんが、
PCでもできますので是非参考になさってください。

私もブログではアップしなかった作品も含め、インスタグラムでアップしていますので、ぜひご覧ください。

カメライクブログのインスタグラムアカウント akaru_camera.like.blog

今回使用したカメラとレンズ

今回撮影に使用したカメラは、EOS 6D Mark II
今回撮影に使用したレンズは、SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Art です。
やり方を説明する記事だったのであまり作品は紹介できませんでしたね。

今回の記事は如何だったでしょうか。
皆さんの写真ライフとお出かけに参考になれば幸いです

今回も見てくださってありがとうございました!

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