こんにちは、カメライクブログの明です。
コスモスを撮影するために近くの公園に来たんですが、花壇に花たちが咲き乱れていたので一緒に撮影してきました。
一斉に咲いている花を撮影するときは、何をどこから撮ればいいのか迷ってしまうことが結構あると思うんですが、角度を変えたり、高さを変えたりすることで違った表情を撮影することができます。
今回はそういうことを含めてアイデアを紹介できればと思っていますので是非ご覧下さい。
いつもどおり、写真を見て楽しんでくださる方は大歓迎です。
では、早速やっていきましょう。
この記事はこんなことを解決したい方にお勧めです。
- 複数の花を入れた撮影の方法やアイデアが欲しい
■撮って出しの写真です
この記事に掲載している写真は明るさ調整、色味調整、トリミングなど一切していない撮影したままの写真です。
RAW現像はしていません。(Web用に画像サイズを縮小したりロゴは入れていますが)
一眼レフで撮影した時点でこういう感じに撮れるんだ、というのを見てみてください。
今回の環境と設定
今回の環境ですが、近くの公園の花壇を撮影します。天候は晴れ、時間は15時くらいです。
全体の花壇の外観はこういう感じです。
看板があったので正面から外観を撮っていますが、
実際この後に見ていただく写真はこの右側に回り込んで撮影した写真で、太陽を左手に見ながら撮影しています。
「山田池公園・花のくらぶ」というグループの方が管理してくださっているんですね。いつもありがとうございます。
カメラの設定
天気がとてもよかったので、この記事に掲載している写真はすべて、
Mモード:ISO100・F値4(開放値)とし、シャッタースピードを1/500から1/800とすることで明るさを調整しています。
シャッタースピードを遅くして、わざとブレさせるような撮影は前提にしていません。
花たちと目線を合わせて、真横から撮影する
今回の撮影アイディアですが、ひざをついて、腰をかがめて、花と同じ高さから真横に撮影するという方法です。
花たちはあまり背が高くないので普通はちょっと上から目線で撮影すると思うのですが、真横から撮るとそれとは少し違った表情が見えます。
まず、上半分を背景にすると、他の花と比べて頭一つ抜きんでている花が可愛らしく撮れます。
一番背の高い花にピントを合わせています。
こういう写真の場合、上半分は背景になるので、空を入れてもかまいませんし、森の影を入れて暗くしてあげるとより花が目立ってくれます。
こちらは空を背景にした写真ですね。
前ボケを意識する
真横から撮影することにつながるのですが、一番手前の花にピントを合わせるのではなく、中ほどの光が当たっている花にピントを合わせて撮影してあげると、しっかり手前がボケていい具合の写真になります。
今回はあまり茎の部分が目立つ花はなかったのですが、そういう背が高い高い花たちが咲き乱れている様子を真横から撮影すると美しさの後ろに隠れた生命力や力強さを感じられます。
上の写真のように黄色い花や赤い花の前ボケを利用すると、雰囲気で綺麗に見えますね。
一番目立つ赤い花たちにピントを合わせて、手前の緑と後ろの黄色い花はぼかしています。
こうやって撮影すると一つ一つの花を撮るときよりも荒々しさが出るので、咲き乱れている雰囲気をよく出せると思います。
赤い花だけを単体で撮っても美しいですね。これも手前の緑を前ボケさせて、奥行きを出して撮影しています。
現像ソフトを出して赤い部分だけ色を残せば、人工的でいて、さらに美しい写真になりそうです。
光の差し込み方を意識してまぶしめの写真を撮る
最後は光の差し方です。
この写真の左奥に太陽があるので、逆光や半逆光といわれる光の差し込み方です。
私達も太陽を夕方くらいに見るとちょっと目を細めたくなるような眩しさを感じますが、それを写真で表現するためにすこし露出をオーバー気味に撮影するとイメージに合った写真が撮れると思います。
なによりも太陽の方向を向いて輝く花たちがとても美しいです。
今回のまとめ
いかがだったでしょうか?今回は作例を見ていただきながら
「花壇に咲き乱れている花たちの撮り方」というテーマで撮影方法やアイデアを考えてきました。
撮影の高さや角度、光の位置などを見ながら撮影してあげるといつもの花たちもちょっとちがう表情を見せてくれるので、楽しく撮影できそうです。
今回使用したカメラとレンズ
今回撮影に使用したカメラは、EOS 6D Mark II
今回撮影に使用したレンズは、SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Artです。
今回の記事は如何だったでしょうか。
皆さんの写真ライフとお出かけに参考になれば幸いです。
今回も見てくださってありがとうございました!
コメント