こんにちは、カメライクブログの明です。
以前単焦点レンズでF値を最小にするとどんな写真が撮れるのかという記事をアップしましたが、
今度は鳥せい本店でF4のズームレンズで写真を撮ってみました。
結論から言いますとモノ撮りではピントをすべてに合わせるのは結構大変でした。
今回もとりあえずカメラを持っていってF4縛りで撮ってみた写真をお届けし、考察してみたいと思います。
いつもどおり、写真を見て楽しんでくださる方は大歓迎です。
では、早速やっていきましょう。
雰囲気のいい外観
鳥せい本店。小さいころから親に連れて行ってもらった思い出の店です。
外観が京都っぽいです。
F値は4ではなく7や8で撮影しています。
ちなみに上の写真は標準ズームレンズだったので、この画角でギリギリでした。
もうちょっと左側には電柱など障壁があってこれ以上建物全体を入れようと思うと広角レンズを持ってこないと難しいです。
この周辺は月桂冠など京都の酒蔵が固まってあるので、外国人の見学者が多くて、平日でもかなりにぎわっています。
今回鳥せい本店にいったのも平日でしたが、外に人があふれるほど繁盛されていました。
隣の売店で蛇の目の器なども販売されているので覗いてみるといい時間つぶしになります。
いつか買いに来ます。
F値を4で縛っての撮影
F値は大きければ大きいほど写真自体が暗くなるので、ISO感度で調整してやります。
いつも最初に運ばれているお水やメニューを使って明るさの調整をしています。
ISO1250でちょっと暗いですね・・・。
今回は結構暗めの場所での食事になったので、F4、シャッタースピード60~80、ISO感度は2000くらいまで上げてやる必要がありました。調整完了。
さて料理が運ばれてきて撮影開始。
冷めないうちに食べないといけないので忙しいですね。
結論から言いますと、F4でもかなりボケます。
前回と同じように焼き鳥を撮った写真を見てみてください。
おいしそうな塩の焼き鳥、、ピントは手前の鶏肉あたりに合っています。
この写真がいいかどうかですが、状況次第ですね。
雰囲気を撮るならよいですが、もしこれが焼き鳥の商品写真を撮りたいなら先端のほうがボケてしまっているのであんまりよろしくないかもしれません。
ちなみに、こういう雰囲気の写真を撮るときのテクニックとしては、
だれかに一本焼き鳥を持ってもらって、そちらに視線誘導するという方法があります。
もう一つボケる要素があります。
今回撮影している写真がどうしてこんなにボケるかというと、
カメラから被写体(↑やきとり)の距離が近いからです。
カメラから被写体の距離を近づけて写真を撮る→ ピントが合った部分以外をボケやすくできる
カメラから被写体の距離を遠ざけて写真を撮る→ ピントが合った部分以外をボケにくくできる
↑かなりざっくりな説明ですが、被写体にカメラを近づけて撮影するのと遠ざけて撮影するのでボケ味が変わるのでいろいろ試してみると面白いです。
焼き鳥ではありませんが、手を添えると動きが出て雰囲気が出やすくなります。
F1.8と比較すると、ピントの合わせ方がずいぶん楽になる気がします。
ただ手を添えるのでもいいんですが、
動作の途中を撮影しているという意識をもって撮影すると不自然な手のかたちにならず、より自然になります。
上の写真だとコップをつかもうとしている動作の途中でピッタリ手を停めてもらうと自然な手の形になって、手の動きがあるように見えます。
ところで、反射が尊いです。
上の写真みたいに同じ距離で写真を撮影するとどこにも一様にピントが合った写真になりますね。
これは自分の席から立ちあがって下向きに撮影しています。
角っこの席だったのでこういう撮影も目立たずゆっくりできて助かりました。
バリアングル液晶のあるカメラを使って撮影するとやりやすいです。
よく見るとライトの関係で赤みがかかっているので現像時にもうちょっと色を補正してもよかったかも。
暗めの写真で雰囲気を出すには色味を強くしすぎないのもちょっとしたポイントかもしれません。
同じお弁当を自分の席に座って横から撮影しています。
自分の座っているところから被写体までがかなり近いので、やっぱりF4でも後方がしっかりボケますね。
雰囲気的な写真になりますが、できたらもうちょっと引いてボケを減らして撮影したかったです。
横から撮影する時はまっすぐ撮るのではなくて、弁当箱の対角が写真の画角いっぱいにはいるように撮影するのが好きです。
今回のまとめ
いかがだったでしょうか?今回は「F4という値でモノ撮りするとどれくらいボケる?」
というテーマで考えてきました。
自分の席から撮影すると結構被写体との距離が近いので、割とよくボケるのでした。
一概にF1.8とかF4とかより重要な要素の一つとして認識しておきたいと思います。
今回使用したカメラとレンズ
今回撮影に使用したカメラは、EOS 6D Mark II
今回撮影に使用したレンズは、SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Artです。
今回の記事は如何だったでしょうか。
皆さんの写真ライフとお出かけに参考になれば幸いです。
今回も見てくださってありがとうございました!
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