こんにちは、カメライクブログの明です。
今回は、Canon純正の現像ソフトDPP4を使って、三重県のおかげ横丁周辺に出かけたとき参道周辺を撮影し、雰囲気のあるイメージに仕上げてみました。
現像したときに気を付けたことや考えたことを振り返りながら紹介していきたいと思いますので、現像によって写真がどんなふうに変化するのか参考にしていただければ嬉しいです。
この記事はこんな疑問を解決したい方にお勧めです。
- モノクロにすると綺麗な写真ってどんな写真?
- DPP4でどうやってモノクロ写真を作る?
いつもどおり、見て楽しんでくださる方は大歓迎です。
では、早速いってみましょう。
最初にカメラ設定を・・・
前回の記事同様、撮影時そのままのカラー写真をBeforeとして見ていただき、その後モノクロに仕上げた写真をAfterで載せていきたいと思います。
前回の記事もぜひ合わせてご覧ください!
DPP4の最初の設定値はこちらです。ここからいろいろ触っていきます。
この設定は特に狙っているわけではなく、カメラ設定の初期値と考えてもらって大丈夫です。
明るさ調整:0
ホワイトバランス調整:オート(雰囲気優先)
微調整:なし
オートライティングオプティマイザ:標準
ピクチャースタイル:オート
詳細設定:オール0
シャープネス:アンシャープマスク 強さ4 細かさ4 しきい値4
撮影したままのJPEGカラー写真と、DPP4で現像したモノクロ写真
参道の出口
DPP4設定
- 色調整タブ 彩度100→0 (モノクロ)
- 基本的な調整 シャドウ-2
- トリミング あり
現像のポイント
参道の出口です。
人が手前から奥にかけて密集度が増しているところを表現したいと思って撮影しました。
左側に写っていた人と、手前側の人の脚はあえて画角から外すトリミングをして密集度を強調しました。
すこしシャドウを濃くして、全体を引き締めています。
昭和の雰囲気を連想させる、どこか社会の教科書に出てきそうな写真になって満足しています。
伊勢うどんのお店
DPP4設定
- 色調整タブ 彩度100→0 (モノクロ)
- 基本的な調整 明るさ0.33 コントラスト2 シャドウ-2 ハイライト-2
- トリミング あり・角度調整
現像のポイント
今回お昼ご飯はとうふやでしたが、ご当地メニューとして伊勢うどんも魅力的なメニューですね。
建物の傾きを若干角度調整で補い、さらにトリミングしてお店だけが際立つ画角にしました。
中央の木の看板の文字が見えにくくなるのが嫌だったのでまず明るさを足し、その後コントラストとシャドウをかけて引き締めました。
真珠のお店
DPP4設定
- 色調整タブ 彩度100→0 (モノクロ)
- 基本的な調整 コントラスト2 シャドウ-1
- トリミング あり・角度調整
現像のポイント
真珠と言ったら三重県ですよね。小学校6年生の修学旅行が三重県で見学しに行ったのを覚えています。
撮影時に建物自体を傾けて撮影してしまったので、角度調整で補正し、必要な部分のみを残してトリミングしました。
「真珠」という幕が圧倒的な存在感だったのでモノクロにすると美しく感じますが、これを際立たせるためにコントラストとシャドウを足して調整しました。
おかげ横丁のちょうちん
DPP4設定
- 設定変更なし
ポイント
この写真はモノクロにするより、カラーのままのほうが圧倒的に美しかったのでこのままにします。
雰囲気優先の設定で撮影したところ、まさに雰囲気がそのままあらわれたので、現像の設定も何もしていないながら思ったとおりの気持ちの良い写真になりました。
おかげ横丁のちょうちんが暖かいながらも爽やかな、絶妙な色でおもてなししてくれています。
その他・・・
わんちゃん席ありますって・・・
わんちゃん席ありますってwww
椅子取りゲームかっwww
ワンちゃんネコちゃんのほうのわんちゃんね
失礼いたしました。
今回のまとめ
おかげ横丁周辺の参道でしたが、
モノクロにして楽しみましたが、カラー写真のほうが雰囲気がきっちり出るというものもありました。
モノクロ縛り・カラー縛りにする必要もないので、モノクロにするとどんな感じになるのかな?と試してみると意外に綺麗になる写真が出てきます。ぜひお試しください。
今回使用したカメラとレンズ
今回撮影に使用したカメラは、EOS 6D Mark II
今回撮影に使用したレンズは、SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Art です。
前回に引き続き今回も、モノクロ写真にして雰囲気をお伝えできればと思いましたが如何だったでしょうか。
皆さんの写真ライフとお出かけに参考になれば幸いです。
今回も見てくださってありがとうございました!
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