こんにちは、カメライクブログの明です。
三田アウトレットの近くにある小さな遊園地「神戸おとぎの国」に行ってきました。
写真を撮影していると係員の気さくなおじちゃんが「TVとか来たときはもうちょっとこっちから撮ってるで」と言われて、気持ちが温かくなりました。
小さい遊園地ですが幸せを感じられますw
というわけで、遊園地に行ってメリーゴーランドや観覧車を撮りたいという欲求はカメラ好きならだれでもあると思うんですが(?)、
今回は撮影した後、トリミングをして仕上げる前と後を、
撮影時気を付けたことや撮りながら考えていたことに加えてお話ししてみたいと思います。
今回も各写真のカメラの設定(F値、ISO感度、シャッタースピード)を合わせて書いていきます。
このブログが写真の撮り方や仕上げのヒントになればうれしいです。
みんなでお出かけ思い出づくり、最高ですね!早速いってみよう。
今回は現像時に露出補正はしていません(Webに載せるために撮影時のJPGを縮小してウォーターマーク付けただけです)が、日が出たり入ったりと自然光の量が撮影タイミングによって結構違うので、設定値は参考程度にご覧ください。
トリミングがしたくなるとき
まず、トリミングというのは、写真撮影をした後に写真の一部を切り取って写真を整えることを言います。
トリミングしたいときってどんなときかというと、いくつかあって・・・
トリミングしたいとき
- 写真の外側に余計なものが写りこんでいるとき
- 撮った写真がなにやら傾いているとき
- レンズの歪曲が嫌なとき
写真の外側に余計なものが写りこんでいるとき
トリミングをする一番の理由がこれだと思います。
写真を撮ったはいいけれど、余分なものが写真の外側に写りこんでいて、それさえなければ綺麗なのになぁというときはトリミングして写りこんでいるものを作品から外してやります。
あと、写真内でどれが主人公かわからないといった場合も、主人公を一つに絞ったり、写真の中心に見てほしいものをもっていったりというときにも使えます。
撮った写真がなにやら傾いているとき
これは厳密にはトリミングというより、角度補正をすることによって写真の外側が見切れてしまうということです。
三脚に水平器が付いていると自分の感覚だけに頼らずにきちんと水平な写真が撮れるのですが、手持ちで撮影してみると微妙に傾いている、よくよく見るともうちょっと水平にしたいと感じることが結構あります。
その時アプリなどを使って角度補正して最初よりもトリミングされた画像を完成版にすることがあります。私はCanon純正のDPP4というアプリを使ってRAW現像をするときに角度補正も同時に行っています。
レンズの歪曲が嫌なとき
これはどんなレンズを使っているかにもよりますが、広角レンズ等で撮られた写真の外側にある被写体はグニャっと曲がっているのを見たことがないでしょうか?
あそこまで行くと極端ですが、標準レンズを使っていてもそういうことが起こりえます。
気にしないならそれでよいですが、
たとえば写真の外側にまっすぐ建っているビルを撮影したりすると、出来上がった写真は、なんかまっすぐじゃなくて歪曲してるよね、となり、見れば見るほど気になってしまうこともあります。
そういうときはわざと全体を写真の内側に来るように外側に余裕をもって撮影し、現像時に外側をトリミングして仕上げたりします。
こういう風に撮影時にすでに外側を切り出すことを考えながら撮影することをクロップとかクロッピングということもあります。
カメラ自体の設定で自動的に外側を切り出した結果を保存してくれるものもありますね。
撮影後、実際にトリミングしてみた
今回「神戸おとぎの国」に行ってきたので、そこで撮った写真のトリミング前とトリミング後を見比べてみてください。
好みにもよるのでトリミングした後が絶対に良い!とかトリミングしないとダメ!
とは決して言えませんが、知っていてよくできる可能性があるのなら、ということで参考になればうれしいです。
さて、一つ目の写真です。
入場ゲートのところですが無料で入れます。
こじんまりとしていて可愛らしいゲートですね。右端には今入っていこうとしている女性がいますが、
嫁ですw 別に止まってくださいとは言ってませんので自然に入場しているところです。
このままでもよいのですが、私は気になった点が2つありました。
- 右下の建物の影が気になる
- ほんの少しだけど右に傾いている気がする
女性の足元にある建物の影がなければいいのになぁというところと、ゲートがちょうど左右対称(シンメトリー)になっているのですが、中央のにょきっと出たところがすこし右に傾いているように感じられます。
ということでトリミングした結果が下の写真です。
今回は縦横比を変えずにトリミングしていますが、
建物の影がなくなったことと、ゲートの中央の傾きがまっすぐに近くなっています。
(大事なのはイメージなので角度を測ってまでまっすぐにしようとは考えませんでした。)
写真全体をみても自分のイメージを変えずに要らないものだけ写真から外した感じになっていて満足しています。
続いて観覧車も・・・
続いて観覧車です。
可愛らしい観覧車であまり遠く離れなくても全体が写真に収まってくれます。
どでかい観覧車はなかなか全体収めようと思うと大変なので、小さな観覧車は写真家に優しいですね。
次の写真はトリミングをしたわけではないのですが、観覧車の一部分だけを写真に収めようと思って撮影しています。
全体を写すのと違って、また別の良さが感じられます。
インスタとか見てみるとこういう写真を綺麗に撮っている方、多いですよね。
下の写真は、観覧車の上部だけを収めた写真です。あとでトリミングします。
トリミングとはあんまり関係ないですが、この日は本当に青空が美しい日でした。
ちょっと左側に被写体が寄っているかな、という感じですね。
これも味!となればそのままでいいのですが、私はもう少し中央寄りで写した気になっていたので少し調整をかけます。
トリミング結果が下の写真です。
こちらも縦横比を変えずにトリミングしていますが、被写体がちょうど中央に来るようにしたのと、写真内に観覧車の半円が気持ちよく収まるようにしてみました。
続いてメリーゴーランドも・・・
続いてメリーゴーランドです。
私の中でメリーゴーランドは夢の乗り物なイメージがあって、夜に撮影してもイルミネーションが綺麗ですし、いつ行っても撮影したい被写体ですね。
まず普通に撮影した写真です。
山の上にできているので少し地面が坂になっている気がしたんですが、もし違っていたらすみません、私がゆがんでいるだけかもしれません。
わたし個人としてはこの雰囲気が撮影したイメージと近いのでこのままでもいいのですが、
今回はせっかくトリミングの記事なので、どれが良いかは置いておいて、
角度補正と、トリミングしてもう少しメリーゴーランドの一部のみが見えるようにしてみます。
まず1枚目の写真です。
画角補正と縦横比は変えずトリミングしてみました。
左右のバランスが取れていてそれほど窮屈にも感じず自然に見えている写真だと思っています。
右下の土台がだんだん高くなっていく部分もちょうど写真から見切れて余計なことが気にならなくなっていると思います。
「メリーゴーランドを撮ったよ」と言える写真かなぁという感想。
続いて2枚目です。
上の写真とみくらべてみるとメリーゴーランドの下の部分が見切れてるんじゃないの?と思うかもしれませんが、この写真だけを見るとそんなに気にはなりません。
メリーゴーランドが大きくアップになって良い印象の人もいれば、画角ギリギリに天井の馬がいるので、ちょっと窮屈、と感じる人もいるかもしれませんね。
「メリーゴーランドを撮ったよ」というよりは、それを一つの風景にしてその場の雰囲気的なものを撮影したよ、という感想。(個人の感想です)
なんでもかんでもトリミングしたら良くなるというわけじゃない
トリミングは一つのテクニックなので、使えばなんでも良くなるというわけではありません。
というか使わないほうが良いパターンもあると思います。
撮影したとき、どんな写真を撮りたいと思ってファインダーを覗きこんだのかを忘れる前に現像することをお勧めします。
そのときのイメージが残っていれば、自分が仕上げたい写真として必要ならトリミングする、不要ならしない、という判断ができます。
もちろん、帰って大きな画面を見てはじめて角度がちょっと歪んでいると感じることもあるので、それを残すのがイメージ通りなのか、角度補正をするのがイメージ通りなのかを判断して仕上げるのがいいと思います。
トリミングするのかい、しないのかい、どっちなんだい!・・・ パワー!! ということですw(言いたいだけ)
今回は撮影の仕上げのテクニックとしてトリミングを取り上げてみました。
写真を撮って、思い出を見返して、仕上げて、撮影テクニックが上がっていく、なんて最高です。
今回も最後まで見てくださってありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (2件)
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