白飛び写真はダメじゃない!?そのパターンの作品を集めました(作例あり)

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こんにちは、カメライクブログの明です。

写真撮影で白飛びって良くないよね!

確かに、写真撮影の基本を学んでいると「白飛び」は避けたほうがいいことが多いと思います。
カメラの中には「白飛び警告表示」なる機能もあったします。

でも、あえて白飛びを利用して独特な雰囲気を作り出すことができるのをご存じでしょうか?

それで今回は、私が今まで撮りためた写真の中で、あえて白飛びを利用して表現している写真を作例として集めてみましたので、ぜひ撮影時の参考にしてみてください。

そして、どんな雰囲気と相性がよいかについても私なりの考えをお伝えできればと思います。

いつもどおり、写真を見て楽しんでくださる方は大歓迎です。
では、早速振り返っていきましょう!

この記事はこんなことを解決したい方にお勧めです。

  • 白飛び写真はどんな雰囲気と相性がよいか知りたい方
  • 白飛び写真の表現力を知りたい方
  • 普通に撮るだけでは面白くないので写真のアイデアが欲しい方
目次

白飛び写真でできる表現について

白飛びとは・・・

まず白飛びとは、写真の中で特定の領域が過度に露出されて、詳細な情報やディテールが失われる現象のことです。
露出オーバーのまま撮影するとこういうことが起こるわけですね。

室内でマニュアル撮影したあと、カメラの設定を変えずに屋外で撮影すると真っ白な写真が出来上がったりします。

白飛びが発生すると、その部分は完全に白くなって、元の場面の情報が消えてしまいます。
ですので、あとから現像で明るすぎたから暗くしようと思っても、白飛びした部分は被写体自体が写らず真っ白なのであとで調整もできないわけです。

でも部分的に白飛びを活用するといろんな表現ができてこれもまた面白いです。
どんな雰囲気と相性がいいか紹介しますね。

白飛び写真はどんな雰囲気と相性がよいか

白飛びを活用した写真はこんな雰囲気と相性がよいです。

  • 清々しさ
  • 涼しさ
  • すっきり感
  • 透明感
  • 春や夏のはつらつとした印象

いろいろありますね、すっきりした印象を与えたり、さわやかなキラキラした写真にすることもできます。
自分がまぶしく感じたら、それをそのまま写真に収めてみる、こんな使い方でもいいと思います。

ここからは、撮影した写真を使って例を見ていきたいと思います。

作例:白飛び写真の表現例

ここからは、作例を使って説明していきたいと思います。どういうカテゴライズで紹介していくべきか迷ったのですが小見出しを使って整理してみました。
アイデア収集に最後までご覧いただければ大変うれしいです。

朝の雰囲気を表現した写真

これは友達が作って出してくれた朝ごはんなんですが、その部屋から差し込むやわらかい光に照らされてさわやかで優しい写真に仕上がりました。
RAWファイルに残す設定をしていなかったので何も調整せず撮って出しの写真ですが、文句のつけようがないほどきれいだと自分で思います。

ホテルの朝食です。何のメニューが出たかを見せる写真ならNGですが、光がさして朝食に降り注いでいたので朝らしいと思い写真に収めました。

光源を入れた写真

いつか伊根の舟屋に行ったときに撮った写真です。舟に明るさを合わせると水面が見事に真っ白になり、不要なところを描かない絵画のようになったので気に入っています。

逆光の写真表現です。
上部中央に太陽が直接入っていますのでかなりギラっと感はでますが、それに照らされた桜に純白の透明感が出て美しいです。

主役の被写体だけを強調した写真

とにかくイチゴがおいしそうだった。イチゴが一番美しく撮影できる明るさを求めるとクリームは真っ白になりました。

あじさいに光が差し込んでいて、明暗のコントラストに気を遣って撮影しています。背景は真っ白になっても全く問題ありません。

桜が午後の太陽に照らされてほんのりピンクみを帯びて綺麗でした。
左の白飛びスペースに気の利いたキャッチコピーを書きたくなります。

立体感をあえて抑えた写真

コスモスと桜ですが、私は比較的花の写真のアイデアをこのブログにアップしていますが、露出をオーバーにした上で真っ白な空に向かって被写体だけを撮影すると、立体感のない押し花のような表現ができます。

コスモスや桜の撮影アイデアについても記事にしていますので、ぜひご覧ください!

釣れた魚を皿に載せて、室内でクリップオンストロボを使って撮影しています。
最初は単純に明るさを間違えただけだったんですが、
写真を見るとまるで色がついた魚拓のように見えて感動し、それからしばらくこの撮影にハマりました。

少しだけ明るさを抑えると、光沢が出て本物なのか絵画なのかという感じになります。

涼やかな、さわやかな写真

夏の暑い中で、涼しげな音に癒されたので、それを表現したいと思い撮影しました。

この風鈴を撮影した場所ついても記事にしていますので、ぜひご覧ください!

キラキラ感を出したい写真

どちらの写真も西日です。午後すぎにそちらの方角を見るとかなりまぶしいですが、水面がきらきらと光っていて美しかったのでそのキラキラ感を撮りたくて撮影しました。

外と内とのコントラストを強調した写真

ランチの順番待ちです。内側と外側で明るさが全く違うので内側に合わせて撮影するとこんな写真になります。
降り注ぐ光が表現されているので白飛びしていても気に入っています。

窓が大きなCafeでした。窓から差し込む光を使うと美しい写真が撮れます。
ランチセットを撮りたいときには、窓際の席に座って自然光を少しあてるときれいに撮れたりします。

外に出て座ってみたいさわやかさが感じられます。本当に外に出ると暑いんですけどね。

自分がまぶしいと感じたままを撮影した写真

吉野の桜を見に行ったのですがまだ十分開花していなくて、薄曇りでした。でも日が差した瞬間に頭上の桜がすごく壮麗に見えたので、その明るさを感じたまま撮影しています。

この写真は完全に白飛びしている写真ではないのですが、真昼のまぶしい時間に見たままを表現したいと思って露出をオーバー気味に撮影しています。

今回のまとめ

いかがだったでしょうか?今回は作例を見ていただきながら
あえて白飛びさせる写真表現」というテーマで考えてきました。

白飛びは、上手に使えば写真を一層美しく、印象的にすることができると思います。この記事の作例をアイデアとして参考にしていただけると嬉しいです。

今回使用したカメラとレンズ

今回撮影に使用したカメラは、EOS 6D Mark II , Canon EOS Kiss X8i
今回撮影に使用したレンズは、SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Art , Canon EF50mm F1.8 STMです。

今回の記事は如何だったでしょうか。
皆さんの写真ライフとお出かけに参考になれば幸いです

今回も見てくださってありがとうございました!

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