(作例あり)コスモスのちょっと変わった撮影のアイデア|コスモス畑でなくても撮れる写真

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こんにちは、カメライクブログの明です。
秋なので近くの公園でコスモスを撮影してきました。

コスモス撮りに行きたいけど、近くにコスモス畑がないから写真が撮れない!!

確かにコスモス畑があるほうが写真の選択肢が広がりますし、背景をコスモスたちでピンク色に染め上げることもできるんですが、どこにでもあるわけではないし、土日に行くと人が多くておちおち写真を撮っていられないというときもあります。

それで今回は、近くの公園で少し群生しているだけで、あるいは数本咲いているだけで綺麗にコスモスが撮れる方法を考えてみましたので、ぜひ作例を参考にしてみてください。

そして、普通に撮影するだけではなくて、露出を変えたり逆光で撮影したりとちょっと変わった撮影のアイデアも紹介できればと思っています。

いつもどおり、写真を見て楽しんでくださる方は大歓迎です。
では、早速やっていきましょう。

この記事はこんなことを解決したい方にお勧めです。

  • 近くにコスモス畑はないけど、少ない数のコスモスで綺麗な写真を撮りたい
  • 普通に撮るだけでは面白くない!コスモス撮影のアイデアが欲しい

今回は撮って出しの写真です
この記事に掲載している写真はRAW現像で明るさ調整、色味調整、トリミングなど一切していない撮影したままの写真です。(Web用に画像サイズを縮小したりロゴは入れていますが)
現像したほうが綺麗になりそうなものもありますし、大胆に現像したいものもありますが、今回は撮影した時点でどんなものが撮れるのか見ていただく意味でそうしています。

桜のちょっと変わった撮影アイデアについても記事にしていますので、ぜひご覧ください!

目次

環境と標準的なコスモスの写真

今回撮影した環境と設定

今回の環境ですが、近くの公園に幾らか咲いているコスモスが主役です。
天候は晴れ、時間は15時半くらいなので太陽が西日に傾きだした頃合いです。
1枚目の写真を見ていただくと、なんとなくこんな感じというのがわかっていただけると思います。

昨年はもっとたくさん生えていたはずなんですが、こういうまばらなコスモスが2,3か所あっただけでした。
背景を花の色でピンク色にすることや、写真全体をコスモスで満たすことは無理なので、できることをやってみました。

カメラの設定
この記事に掲載している写真はすべて、
Mモード:ISO100・F値4(開放値)とし、シャッタースピードを1/160から1/500とすることで明るさを調整しています。
コスモスは風で揺れるのであんまりシャッタースピードを遅くするとブレやすいかもしれません。
天候が良かったのでこの設定で明るさは十分すぎるほどでした。

コスモスの標準的な写真

標準とか普通とか言うと、何がそうなのかよくわからなくなりますが、ここでは自分が撮影した変わったアイデアより一般的な写真という意味です。

最初の2枚は、太陽の西日が左側から注いでいるサイド光での撮影です。
1枚目のほうが太陽の光が強い瞬間に撮影しているので環境はほぼ同じですが明るさが違っています。

こうして見てみると、咲き終わって枯れかけているコスモスもまた、いい味出している気がします。

寄り添っているコスモス。カップルを表したりするときよくこういう写真が使われますね。

真横から。開ききったコスモスも同じ高さから撮影すると綺麗に見えます。
この写真は周りをトリミングする余地がありそうです。

コスモスは花だけではなくて繊細な葉っぱにも魅力があるんですが、
そのあたりの良さを出そうと思うと標準的な写真ではやっぱり群生していないと難しい感じがするなぁという感想です。

コスモスのちょっと変わった撮影アイデア

ここからは一風変わった撮影アイデアの作例を載せていきますね、どれかでも気に入っていただけると嬉しいです。

空を背景にするために、あおって撮影してみる

ピンク色のコスモスと相性がいいのは空の青い色です。
青い色を出したいときは、太陽の光が差し込んでいるほうを向いてしまうと背景が明るすぎて真っ白になってしまったりするので、太陽がない側の空を背景にすると良いです。

可愛らしく空を向くコスモスたち。手前のコスモスにフォーカスしています。
右下から左上に向けてコスモスが風になびいているようなイメージにしました。

最初の写真と同じような画角ですが、こちらは奥のコスモスたちにフォーカスして、手前のコスモスを前ボケさせています。
F4なので奥の複数のコスモスに焦点が合います。どちらがよいかは好みが分かれそうですね。
加工すれば左側にコメントを入れられそうです。

右下ではなく、写真の下から咲いている画角に変えて撮影しています。
揺れる花たちなので写真に写るバランスは本当に一期一会です。
1枚だけ撮影して満足していると帰ってがっかりすることもあるので、同じ画角でも揺れに合わせて10枚程度撮影しておくとお気に入りのものを見つけられるかもしれません。

明る過ぎる撮影を試してみる

露出を上げ過ぎて白とびさせた写真は一般的にはNGですが、一方でいらないものが消えてくれたり、花が透けたり、色合いが薄くなったり、立体感がなくなったり、より繊細に見えたりと撮影するものによっては使える表現方法だと思っています。

逆光で手前のものを明るく撮るというやり方なので、当然背景は真っ白になるんですが、こういう写真が絵画のような綺麗で繊細な仕上がりになることがあります。ぜひ試してみてください。

ちなみに同じ環境のものを露出をすこし下げて暗めにして撮影するとこんな感じになります。逆光であればあるほど手前に写るものは影になって黒に近い色になります。

この2枚の写真もまさに太陽に向かって撮影している写真です。写真の下の方に太陽が入っています。
1枚目の明るいほうが純粋にコスモスしか写っていないので、すっきりした写真に見えます。
これぐらい明るくすると一部の花に立体感がなくなって押し花のように見えるのも魅力です。
2枚を比較すると、中途半端に露出を上げるよりいっそのこと振り切ってしまったほうが良い場合もあるかも。

花を散らしたような写真

テクニックとしては今までの逆光で被写体の明るめ写真を撮るのとまったく変わっていないのですが、
背景やピントの合わせ方、シャッタースピードでの明るさ調整等によって、画面に花を散らしたような写真が撮れることがあります。いくつか作例です。

今回のお気に入り写真です。
濃い色のコスモスは写っていますがそれをつなぐ茎が飛んでしまっていることでメルヘンな写真が撮れました。
背景の高い木も最初は無いほうが良かったかなと思っていたのですが、それなりの雰囲気がでる結果になっています。

こちらは、ちりばめられているようでいて偏っている感覚が好きですが、同時にえび満月せんべいも連想します。
お腹空いてますね。

おまけ 水晶を使った写真

何年も前に小道具として買っていたのですが、一度も使っていませんでした。意外にも綺麗な、そして予想外な写真が撮れます。水晶の中に超広角レンズの撮影結果が入っているようなイメージです。

蚊に刺された手で水晶を持っているという、撮影時から何も変えていない撮って出しの写真ですが、トリミングしたり上下反転するとより良い写真にできると思います。
こういう小道具もどんな状況で使えばよいのか機会があれば記事にしてみたいと思います。

今回のまとめ

いかがだったでしょうか?今回は作例を見ていただきながら
コスモス畑でなくても撮れる、コスモスのちょっと変わった撮影のアイデア」というテーマで考えてきました。

ちょっとしたものを特別にできる撮影テクニック、身に着けていきたいと思います。

今回使用したカメラとレンズ

今回撮影に使用したカメラは、EOS 6D Mark II
今回撮影に使用したレンズは、SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Artです。

今回の記事は如何だったでしょうか。
皆さんの写真ライフとお出かけに参考になれば幸いです

今回も見てくださってありがとうございました!

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